少子化対策

選挙公報を見ながら思ったこと。
それにしても政治家は何か勘違いしている。
少子化対策のために
・出産一時金の増額(分娩費用無料化)
・妊娠中の検診費用無料化
・児童手当の増額
といった感じで金銭負担を減らせば子供を作る気になると思っているようだ。
そんな一時的なお金なんて関係ないと思う。
子供を大学まで育てるには1千万円だとか2千万円だとか言われているのだから。
それよりも産まない選択をしているのは仕事を持った女性に多いのではないだろうか。
何よりも保育園が問題だと思う。
待機児童がいっぱいだとか兄弟で違う保育園になるだとか、病時保育の受け入れがない、とか…
会社の制度も整ってきてはいるものの、
そうそう残業もできないし、今まで通り働けるわけがない。
男女平等に、とか言われても社会通念はそう簡単に変わるはずもなく、
父親が「子供をお風呂に入れている」と言えば
「すごいねーえらいねー」って周りは言うけれど、
同じように働いている母親がフルで育児をしていても
「大変ね」で当然のように扱われる。

そうすぐに社会が変わるはずもないのでまぁいいけど。
とりあえず保育園にどうにか入らせてください、ってことだけだ。
仕事もまたバリバリやりたい気もするけれど、
育児の方が優先度は高いから、これから10年くらいはちょびちょびやっていくつもり。